会社設立お役立ち情報 | 菅首相続投で円が急騰

平成22年9月15日(水)

民主党代表選で菅首相が小沢前幹事長と大差をつけて首相続投となりました。菅氏と小沢氏の対戦成績は721対491。国会議員票では6票しか差がつかなかったものの、党員・サポーター票では249対51と約5倍の大差がつき、一般市民が菅氏に寄せる期待の大きさが感じられます。

しかし早くも代表選の結果を受けて、東京外為市場では円買い注文が殺到し一時1ドル=83円09銭と1995年5月以来の円高水準を記録しました。

この理由としてアナリストは、菅首相が小沢前幹事長に比べて、為替介入の実施に慎重とみており、条件反射的に市場が反応したとのこと。菅氏が再選されたことで、市場介入に対して楽観視され、ますます円高、株安に振れる恐れが出てきました。

円高、株安が長期化すれば、世界的にも日本の輸出競争力は弱まり、明るい兆しが見えなくなります。問題は山積していますが、菅首相に対外政策もぜひぜひ頑張って欲しいと思います。