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スタッフ日記 | 100年ぶり日本橋、洗浄!
平成23年2月8日(火)昨日(2月7日)、東京都中央区にある日本橋が架橋100年以来初めて全面的に洗浄され、当時のまぶしい白さを取り戻したといいます。
今回の洗浄プロジェクトは、今年4月に架橋100年を迎えるのを前に、ドイツの清掃機器メーカーの日本法人「ケルヒャー・ジャパン」(宮城県大和町)と、地元商店街・住民らによる「名橋『日本橋』保存会」が実施したものです。洗浄にあたっては化学薬品などを一切使わず、高圧洗浄機による温水や無害の炭酸カルシウムで洗浄したそうです。
日本橋は言わずとしれた江戸時代の五街道(東海道、日光街道、奥州街道、中山道、甲州街道)の起点となる橋で国重要文化財に指定されています。1911年に架けられた当初は白く輝いていたといいますが、この景観が一変させたのが1963年、橋を覆い隠すように建設された首都高速道路です。東京オリンピックを前に急ピッチで工事を進めなければならなかった当時の計画のためといいますが、それにしても現在の日本橋は中央のキリンの塔も窮屈そうに高速道路の隙間から何とか顔を出しているような可哀そうな橋になっていますよね。
海外からの観光客は歴史的に重要な文化財が無造作な計画によってこのように景観がそこなわれているのを見て驚くと言います。先日、テレビを見ていたら、高速道路ができて以来、反対する意味から、絶対に日本橋の高架下を通らないで、わざわざ遠回りした道を使っているという地元のお年寄りの方が出ていました。確かにわかります。日本橋の下を通ると薄暗いし、下を流れる日本橋川の川面も真っ黒で、早く渡り切ってしまいたい気分になります。
今後も費用の問題はありますが、再開発が進められ観光スポットになるといいですね。(フロッグ東本)
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