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スタッフ日記 | 東北の海の被害実態
平成23年8月9日(月)大震災に見舞われた宮城県の海で、海産物の被害の実態が次第に明らかになってきました。
水産総合研究センターの調査によると、特にアワビの稚貝の被害は深刻で、石巻市・牡鹿半島泊浜と気仙沼市・岩井崎の2つの海域で、6月、同センターが東京大学、宮城県とともに潜水調査をしたところ、震災前と比べ、泊浜でエゾアワビの親貝が半減、キタムラサキウニは9割以上減っていることが明らかになりました。岩井崎ではアワビの親貝が3割減ったそうです。
既に震災直後、国内有数の水揚げを誇る宮城県の漁港では、冷蔵や冷凍保管していた水産物の腐敗が深刻な問題となり、宮城県では異例の沖合での海洋投棄を認めました。
三陸カキの復興を支援するプロジェクト「三陸復興支援オーナー制度」などに見られるように、今後も水産業者を支援するオーナー制度などのプロジェクトで何とか復興を一日も早く実現してほしいと願うばかりです。(マザーズ北本)
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